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October 14 建国60周年に思う。10月1日、中国各地でこの記念日を祝う盛大な式典が行われました。日本で報道されたのは、北京の長安街で挙行されたパレードの中の、軍事パレードの部分だけでした。これが今の日本の中国に対する関心部分ということになるでしょうか。相変わらず偏った報道ですね。
ただ一方で、こんな感想も持ちました。
「中国人は国家に対して何の疑念も持たず、純粋に信頼しているんだな」
中国に住んでいる人たちもその渦中に身を置いていますし、日本や海外に住んでいる中国人たちもただ純粋にこの慶事を心から祝い、先進的な装備の軍隊に祖国の発展を見、心から感動を覚えているのです。
私にも愛国心はあります。自分の故郷の景色、家族や隣人、慣れ親しんだ言葉や文化、そうしたものに愛着を覚えますし、大切にしたいという思いがあります。国旗や国歌にも異論はありますが、人並みの敬意を払っています。ただ、日本の国家や政府、政治団体や特定の政治家に対して、過度の信頼や精神的な依存をするのは危険だという思いがどこかにあります。確かに国家は私たちの暮らしを有形無形に守ってくれる存在ではありますが、同時にその強大な権力の発動によって、国民一人一人の生存権が踏みにじられた歴史的な事実も一方であるのです。最近の政権交代で、民主党や鳩山総理に「私たちの生活のために頑張ってほしい」という期待はあっても、氏や党に信じてついていくということはあり得ないわけです。
中国にも同じことが言えるでしょう。国家のためという大義のもとに個人の権利が侵されることがないか、政治闘争の末に一般市民が犠牲になることがないのか。人間が過ちを犯すこともあるように、国家が誤った方向に向かうことがないのか。歴史を振り返れば、どの国にも起こりうることは明白でしょう。中国人民の盲目的な愛国心は教育の賜物なのでしょうか、でもその純粋さにどこか危うさを感じずにはいられないのです。 (xiong2) September 02 「おじ」の初中国旅行先日、私の母の里帰りに付き添った際に、「おじ」に会いました。
「晩上好!」
2月に突然電話してきて、中国語を披露したあの「おじ」です。
http://mishanglezhongguo.spaces.live.com/blog/cns!B2DCDD6E07589F76!5896.entry?&_c02_owner=1
今回の里帰りも手ぐすね引いて待っていたようで、中国東北地方をまだ寒い中を旅行した時の写真アルバムを見せてもらいました。
「おじ」の奥さんの「いとこ」の奥さんが東北地方の農村部の出身で、里帰りに親戚や友人が一緒に付いて行ったというようなことでした。写真を見ながら、その時のことを話してもらいました。
@北京で宿泊したホテルは3つ星で比較的いいホテルだった。そこのホテルの支配人がその奥さんの親戚で、サービスが行き届いていた →親戚のネットワークをフルに活用した、いかにも中国的なもてなしだなあ~ @長春で泊まったのは、銭湯のような施設の中の簡易宿泊所だった →中国映画でこんなの見たことあったなあ。《北京バイオリン》だったっけ… @どこに行っても白酒はきつかった。ビールは「雪花」が文句なしにうまかった →元々「おじ」はビール党。東北はやっぱりハルビンの「雪花」かな @料理はどれも口に合わなかった。魚の刺身が好きだから出してくれって言ったら、サーモンでがっくりきた →中国人としては精一杯頑張ったんだろうなあ~。でも、魚で舌が肥えてる人には確かに厳しかったかな @長春で迎えに来たのが警察の車でびっくりした。警察署長が親戚って言っても、まさかなあ~ →ぼくもこの前、青島でびっくりしたところだよ
ひと通り話を聞いて、「こりゃ、普通の日本人が参加するツアー旅行じゃなくて、中国人、それも少し田舎の人が段取りして組んだツアー旅行だよ。いい経験だけど、初の中国だったらちょっときつかったね」と思わず感想をもらしました。
「おじ」はというと、この1回きりの中国旅行で別に懲りた様子でもなく、自宅の敷地内にある小さな会社の事務所の中には、あるわあるわ中国の関係のものが!中国製の中国全土の地図が壁一面に貼られ、天井からは赤い色の中国結びがいくつも吊り下げられています。ここは一体、何の事務所? はい、ただの電気工事店です。 (xiong2) July 29 世界ウイグル会議議長の来日中国政府は面子をつぶされたのでしょう。日本政府に対して猛烈に抗議しています。日本のメディアを概観すると、中には報道自粛を要請されたのでしょうか、ほとんどニュースに取り上げていないメディアもありますし、報道しているところも他のニュースがいろいろとある中で、この問題だけが特別大きく扱われているわけでもありません。中国政府はこの問題に神経を尖らせていますが、日本国内でこの問題がさほど関心の高いことではありません。
以前にもブログで書きましたが、中国政府の報道も世界ウイグル会議の報道も無条件に受け入れるという気持ちにはなれません。どちらにも政治的な意図があり、都合のいい情報を流していると疑って間違いありません。
日本と中国ではあまりに国情が違います。中国では政府の首脳が発表することはすなわち中国人民の総意であるかのようです。政府自体、一枚岩であるかのように演出しようとしています。一方の日本は、総理大臣の公式な発言でさえ、失言や良識を疑ったり、裏の意図を探ろうとしたりと、国民の受け取り方もさまざまで、政府の言葉が国民の総意ということはありえません。強烈な個性の中国人、個性を抑え調和を重んじる日本人という本来の国民性からすると(本心では私はこの仮定を受け入れていませんが)、真逆の感さえあります。
でも、この性質の違いに気がつかない一般の中国人民からすると、日本政府の今回の対応を日本人全体の総意と受け取ってしまうのは自然なことです。私個人としては甚だ遺憾です。
今回の彼らの日本への非難。私はそもそも疑問に思うことがあります。なぜ彼らが気がつかないのか不思議なのです。中国政府は議長の入国を認めた日本とオーストラリアの政府を厳しく非難していますが、そもそも長年亡命を受け入れ自国に住まわせているアメリカに対してはまったく非難していないのです。そこに中国政府の政治的な意図を感じないのでしょうか?
現代において、そもそも公正な報道というものは稀有に近いことなのです。情報を流す側のさまざまな意図や謀略が渦巻いているものなのです。中国政府やウイグル会議だけがそうだというのではありません。日本の報道でさえそうです。情報を受け取る私たちはそのことに注意するべきなのに、安易に自身が好ましいと思う情報を信じたがるのです。今の日本人は過去の反省から情報を全面的に信じない冷めた目を持ち合わせている面もありますが、中国の一部の盲目的な愛国者を見ると、戦前の盲目的な日本人の像と重なるような恐ろしさを感じてしまいます。 (xiong2) July 12 隣人に理解と寛容を!ウルムチの事件に、連日気が塞いでいます。人々が怒り、傷つき、その先に何があるというのでしょうか。
中国は大国で、多くの民族が暮らしています。圧倒的に漢族が多いと言われていますが、元々が陸続きですから、長い歴史の間にさまざまな周辺民族との興亡を繰り返し、少数民族が支配した時代には政策的に土着化を図り、多数派の漢族でさえも徐々に民族間の交配が進んできました。私の友人にも母が●●族、祖父が●●人という人がいます。でも、そのことが何ら彼らの価値を下げるものではありません。
今回の事件、国家の安定を第一とする漢族、権利が不当に制限されていると訴えるウイグル族という構図が見えます。どちらにも言い分があり、外国人である私はただちにどちらが正しいと断じることはできません。ただ、はっきり言えるのは、ウイグル族よりも漢族の方が圧倒的に国家の権力に近く、優位な立場にあるということです。今回の事件で、漢族のウイグル族に対する優越感が無かったとはたして言い切れるでしょうか?
漢族もウイグル族も個人としては、誰かの親であり、子であり、生活の中にそれぞれの悲喜こもごもがあり、愛すべき存在でしょう。互いに侵すべきでない貴重な人生があります。ところがその個人が集団となり、民族間の対立となり、国家権力と民衆の対立となれば、本来尊重されるべき個人は完全に抹殺されます。これは別に驚くべきことではなく、中国の悠久の歴史を振り返れば、そういうことが幾度となく繰り返されてきたのです。
今回の死者が200人足らずなのか、3,000人に上るのかは実はさほど重要なことではないと思っています。デモで当局と衝突した結果、住民から死者が出たという事実を覆すことはできないのです。死者の数は心理的な効果を煽るだけです。むしろそれにこだわりすぎると、本質を見失う危険性があります。それぞれの当事者の発表、さまざまな思想や文化を背景にした報道にはそれぞれの意図的な解釈が入ってるものと疑わなければなりません。そして、情報を受け取る私たちは、信じたいと思う報道を真実として受け入れようとします。
清朝の乾隆帝は私が好きな歴史上の人物の一人です。彼は軍事の天才で、自身の治世に中国歴代王朝で最大の領土を有するまでに至りました。しかし彼は同時に優れた文化人で、自身も支配地域では異民族だったことから、各民族との融和を図り、それぞれの宗教や文化を手厚く保護する施策を進めたのです。しかし、このような為政者や時代は悠久の歴史の中でもきわめてまれでした。多くは対立と抹殺という弱肉強食の歴史だったのです。現代に目を戻してみると、特に支配的な立場にある漢族が、共に暮らす他の民族への理解と寛容を持つべきでしょう。それが対立と緊張を軟化させ、繰り返されてきた歴史の同じ轍を踏まないことにつながるのです。 (xiong2) May 31 アイヤー!今日、久しぶりに関口知宏さんをテレビで見ました。イタリアに住む日本人の革職人を訪ねていたのですが、彼が何気なく発した言葉に思わずにんまりしてしまいました。
一昨年放映されたNHKの「関口知宏の中国鉄道大紀行」 でゼロから学んだ中国語が今もなお彼の中にしっかり根付いていることが何だかうれしく思えました。イタリアの地で出演者もスタッフも彼の発した言葉の意味に気付く人はいなかったかもしれませんね~ (xiong2) May 23 タミフル私の職場の上司は、製薬会社の研究員出身の事務職員という変わり種の経歴の持ち主です。ある日ポツンと私に向ってつぶやきました。
「中華の香辛料に八角ってあるだろ?あれが今高騰してるんだよな」
私は知りませんでしたが、インフルエンザの特効薬「タミフル」の材料の一つだというのです。早速調べてみると、なるほど出るわ出るわ、この種の情報。中国では八角を使った料理を食べるとインフルエンザにかからないという怪情報で買い付け騒ぎになっているとか、世界的製薬メーカーが大規模な調達作戦を展開しているとか…
中国では豚肉の煮込み料理などに欠かせない食材。我が家にもちゃんと蓄えていますよ。でも日本の町の中華料理店では無くても困らないんですよね。あまり使っていないみたい。ちなみに中華料理が大好きな元製薬会社研究員も八角がどんなものか知りませんでした。 (xiong2) March 25 定額給付金我が家に市役所から定額給付金の案内が届きました。
これが噂の!!
我が家は私と妻の二人なので、1万2千円×2の2万4千円がもらえる計算です。 封筒を開けてみると、申請書と茶色のそっけない返信用封筒...以上!
ええ、これだけです。指定の口座に振り込んできますから、ほかのお金と紛れてしまって、 もらったのかもらわなかったのか、知らず知らずのうちに使ってしまっているそういうような金額でしょうか。
ところが...ありました。
中国への定額給付金ツアーが。 上海、大連へ2泊3日で1万2千円。 このツアーの定員120人に8000人もの申し込みが殺到したのだとか。
食の安全、一党支配、鳥インフルエンザ...中国は嫌い!っていう日本人が多かったはずなのに。どこから出てきた人たちでしょうか?
安けりゃいいんかい~!! そういう考えが、食の問題を引き起こしたんじゃい!!
運良く抽選に当たった人は、4月4日に関空から出発するそうな。
はあ~、うらやましい。 (xiong2) February 04 大三国志展に行きました。3週間ほど前になりますが、三重県のなばなの里と名古屋松坂屋店内で開催されている「大三国志展」に行ってきました。
会場内は超満員でした。映画「レッドクリフpartⅠ」の公開に合わせての開催だとは思いますが、貴重な宝物、絵画などの展示の他に三国志遺跡に関する写真や三国志を簡単に紹介するビデオが上映されていたりと、コアなファンにも初心者にも興味深い構成になっていました。
出口では、様々な三国志グッズが売られていました。私は横山光輝三国志のクリアファイルと三国時代の地図を買いました。後で行ったひつまぶし屋で友人のAちゃんが「どれでも好きなのをあげるvv」と、さっき買ったばかりのポストカードを裏向けにして差し出してくれました。このポストカード、一人の人物が描かれています。すると「レッドクリフ」を見て三国志に興味を持ち始めたばかりのKちゃんが「私、最後に残ったのをもらうね。私、その(絵の)人のファンになる!」と言いました。みんなが引き、最後残ったカードを見ました。そこに描かれているのは、「司馬懿仲達」(しばいちゅうたつ)でした。司馬懿と言えば、言わずと知れた孔明の好敵手であり、知略は孔明より上という人もいるほどです。三国志ファンのAちゃん、Mちゃんが司馬懿について説明してくれましたが、Kちゃんはピンと来ないようでした。何せ彼は「レッドクリフ」に出てきていませんでしたから。Kちゃん「PartⅡには出てくるかなあ?」私たち「それはどうやろ・・・。微妙やなあ。」中国で下(PartⅡ)を見た方、司馬懿が出てくるか覚えていたら教えてくださ~いっm(._.)m
その他Kちゃんが2月14日から別の三国志の映画を上映することを教えてくれました。ちらっとHP見たら、アンディ・ラウがかっこいい!!こちらは趙雲が主役とのこと。Kちゃん、こっち見ちゃったら、もしかしたら、司馬懿より先に趙雲ファンになるかもね♪
(gongzi) January 23 Haier今では日本でも知られるようになってきた中国の家電メーカーです。本拠地は山東省・青島で、土地柄、縁の深いドイツ企業の技術的支援を受けて、急速に世界的規模のメーカーに成長しました。数年前は「白物家電」と呼ばれる冷蔵庫や洗濯機などが生産の中心でしたが、最近はテレビ、携帯電話、DVDプレイヤーなどの商品も数多くリリースするようになってきました。
そのHaierが、昨日の朝刊のテレビ欄に面白い広告を出しているのに気がつきました。「新生活応援キャンペーン」と題して、同社の洗濯機を購入すると抽選で青島旅行が当たるというものです。それだけならありふれた懸賞キャンペーンですが、彼らが選んだ日本の大学生4人に先行して青島へ行ってもらい、青島の町やHaierの工場を見てもらった等身大のリポートをウェブ上に公開しているのがとても面白いです。文字でのリポートと動画でのナマの声もあります。会社としては見てもらいたい、知ってほしいイメージがあるのでしょうが、4人の感想は会社に言わされたものではなく、日本の大学生のごく普通の感覚があふれていました。
私もこの夏に青島へ行った時に、ちょっと見学してみたいと思いました。申し入れてみようかな??
(xiong2) January 20 景気の影響、フライトにも。日中間の旅客航空便は年々増加の一途をたどっていました。その多くは両国間の経済関係が強まる中でのビジネス需要に即したものです。日経の航空会社も中国の沿岸都市を中心に便数を着実に増加させていたのですが、ついに方針転換ともいえることが現実になりました。
昨年から週7便運行されていた全日空の関空-大連線(2便は大連経由瀋陽行き)が冬ダイヤが終了する3月末を待たず、2月中旬で突然運休することになったのです。実は、たまったマイレージで大連へ行くことをひそかに計画していた私には、とてもショックなことでした。航空会社によれば、利用率が急激に悪化したための一時的な処置とのこと。とはいえ、夏ダイヤ以降も復活の目処は立っていません。
関空は中国への航空便が充実していてとても便利なのですが、これから減退期に入るのではという一抹の不安を感じるような今回の出来事でした。
(xiong2) January 17 癒されぬ心の傷14年前の今日はあの神戸の地震があった日です。
私は当時、大学の4年生。卒業前の最後の試験がその日から始まるはずでした。世間知らずで無頓着だった私は、卒業までまだ単位を取らなければならなかったにも関わらず、必要な単位数と同じ数だけの科目しか履修していませんでした。こともあろうに、前日からインフルエンザで高熱を出して点滴を打ちながら寝ていました。朝方、大きな揺れに目を覚まし、テレビをつけると臨時ニュースが。時間が経つにつれて被害の様子がわかってきました。空が明るくなると同時にマスコミのヘリコプターが飛び出し、信じられないような景色を報道するようになりました。
試験は延期となり、後日の試験で私は辛うじて卒業を認められました。試験が終わり就職するまでの間、私は来る日も来る日も神戸に通い続け、非難した人たちが暮らす小学校などで被災者を支援する活動に参加しました。まるで映画のセットのような異様な景色が眼前に広がっていました。つい少し前までそこに多くの人が住んでいたと思われる場所にはただ瓦礫の山があるだけ、倒れた建物や寸断された線路や道路がそのままの状態で放置されています。そこかしこに住民の死があり、心身に傷を負った人がいました。あの時小学生だった子たちはもう社会で立派に働いているだろうか、結婚して子供が生まれた子もいるだろうかと時々思い出したりします。
去年の四川大地震のその後を追ったドキュメンタリー番組が今晩放映されました。そこはある中学校でした。50人以上いたクラスの生徒は死者や遠方への転出者などで30人ほどに減っていました。友人や家族を亡くした心の傷を持つ生徒たち、そして何より、先生自身もわが子を亡くしていました。そんな彼らが仮設の教室で寄り添うように日々を送っている映像に胸が熱くなりました。昨年の地震直後は中国全土や海外からも多くの支援があったと思います。でも、本当に重要なのはこれからです。町の景色が復旧し、表面的には復興されたように見えても被災した一人一人の心が癒されることは難しいでしょう。
神戸で被災した方の中には、家族を失った一人暮らしの老人も多いと聞きます。時間が経過していっそう高齢化が進み、誰にも頼れず、経済的にも厳しい中で孤独な死を迎える人もいます。四川でも同じ経過をたどる部分があるでしょう。継続的な支援を願って止みません。
(xiong2) December 06 寒い~昨日の強烈な雨の後、急に冷え込んできました。今朝の大阪の最低気温は3.9度。この冬2番目の低さとか。
一方、宇ちゃんによると、彼女が住む吉林省長春の昨日の気温はマイナス22度。顔を外気にさらすと、彼女の言葉で「痛くて顔が落ちそう」なのだとか。きっと命の危険を感じるほどの状況なんでしょうね。
ちなみに、大阪の観測史上最低気温を調べてみると、マイナス7.5度。今から60年以上前のことです。もうこんなことって、きっと無いでしょうね~
(xiong2) November 30 29800円。29,800円
ある大手旅行会社が募集している上海2泊3日ツアーの料金です。
旅行期間は5日、12日、19日のいずれも金曜日出発。
飛行機は往復JALの直行便。
そして、燃油サーチャージ(21,000円)や現地空港税、関空使用料も含めた金額!!
安い・・・・・・。
ただ、飛行機は夕刻発の早朝帰り。実際の滞在時間は中の1日だけ。
その1日も午後2時ごろまで市内観光&ショッピング(回避不可能)。
・・・・・・・。
まあすぐに上海に行くことだし、今回は見送ります。
それでも「行きたい!」っていう人は教えてあげますけど...
(xiong2) November 23 日中の国際結婚、年間1万組。日本人の国際結婚は年々増加していて、中でも中国人との国際結婚は年間1万組を超えるというニュースがありました。
日本人男性と中国人女性のペアは中国人男性と日本人女性のペアのおよそ10倍。その多くは過疎の農村地域での嫁不足とも関係しているのかもしれません。その現象で私の脳裏に浮かぶのは、昨年夏の大連からハルビンへ向かう機内の風景と、芥川賞作家・楊逸さんの「ワンちゃん」という短編小説です。どちらも年かさの日本人男性とそれよりは若い中国人女性というペアです。
大阪や東京の都会に住んでいるとさほどに思わないかもしれませんが、農村地域の嫁不足はかなり深刻です。私の親戚にも年老いた母に孝行を尽くしながら山奥の住居で独身で暮らしている人がいるので、分かります。そんなところでは近所に中国などから来た嫁と暮らしている知り合いも少なからずいるようですし、中国の地方から期限付きで農業研修に来ている人たちもいて、都会よりも国際交流が進んでいる部分もあります。「日本人同士で結婚して血筋を守らないのはけしからん」という時代錯誤な批判を私自身耳にしたこともありますが、事態は切実なのです。
実はウェブ上には、こうした男性を対象にしたお見合いサイトもあります。大半は中国東北部の20代前後の若い女性。学歴は高校卒業ぐらいまででしょうか。本人が自身の姓名、年齢、身長、性格、趣味や抱負を淡々と中国語で話す映像に時々間違った日本語の字幕が入って紹介されています。こうしたサイトの一人一人を見ながら、この人は幸せなのだろうか、そしてこの人たちと結婚する日本の男性は幸せなのだろうかとしばしば考え込んでしまいます。
私の周囲には両国の間で結ばれたカップルが何組もいらっしゃいます。日本人男性と中国人女性のペアも中国人男性と日本人女性のペアも半々ぐらいでしょうか。共通しているのは、どのペアでも互いに深く相手と相手の文化を理解し、尊重しているということでしょうか。しかし、中には結婚生活がうまくいかなかった友人もいますし、言葉の上での意思疎通があまりできていない夫婦もいます。国境や言葉、文化、習慣を超えてまで結婚しようとする意思は一体どこから来るのでしょうか?
私の考えではこうです。
互いの生まれ育った国が違うということ、同じ国ではあっても違う家庭で育ってきたということとはあまり差が無い。
自分と相手が違い、違うことを尊重するところから始めるのであれば、同じ国の人でも違う国の人でも変わらない。
年間1万組、大いに結構だと思います。そのうちの何割かはうまくいかないこともあると思います。互いの文化の違いに戸惑うことも少なくないでしょう。そもそも言葉さえ通じない人同士が、普通の会話ができるまでにどれほどの時間と努力が必要かとも思います。そして何より、「違う」ということへの理解を誰しもが持っているわけではないのです。
大連からハルビンへの深夜のローカル便。こんな小さな飛行機に乗っている日本人は私たちだけだろうと思っていました。ところが、機内のあちらこちらから日本語の会話が聞こえてくるのです。仲のいい親子でしょうか...いや、違います。年の差の離れたカップルです。恐らく年配の男性が日本人、若い方の女性が中国人です。子供連れの人もいます。この人たちは女性の実家へと帰ろうとしているのでしょうか。なぜかこの人たちがとても幸せそうに思えました。女性の実家に一緒に行くというのは、それだけ男性が女性のことを愛しているからであり、女性だけではなく、女性の家族や生まれ育った地や文化をも愛しているからに他なりません。この人たちは両国の間のさまざまな溝を乗り越えた絆でしっかり結ばれたのだと確信を持つことができたのです。
(xiong2) November 18 燃油サーチャージの値下げ日系航空2社が来年1月の発券分から燃油サーチャージを値下げするのだとか。
中国線でいうと、現行の往復21,000円が12,000円とかなり大幅。
間に合わなかった~
この年末の上海行きに。
私たちのツアーではなるべく多くの方に参加していただきやすいように、運行の時間帯と料金の安さのバランスで航空会社などを決めています。上海なら年々便数も多くなり、現地滞在の時間が長く料金の安い中国系の航空会社を利用することでこれまで来たのですが、今回は初めて日系のANAを利用することにしたのです。
飛行の時間帯は、関空発が午前10時で、上海の到着が午前11時30分。上海発が午後6時45分もしくは7時5分。現地での滞在時間の長さは文句のつけようがありません。一方航空運賃ですが、燃油サーチャージや空港使用料などを含めたトータルの金額ではANAが数千円高いだけで、ほとんど差がないのです!航空運賃本体では、ANAの方が安いケースもありました。中国系の航空会社も時間帯のいい便はありますが、今回はANAの遅い上海出発時間を採用した形になったのです。
それにしても、世間ではガソリンの小売価格が下がっていくのを目の当たりにしているというのに、航空業界のこの反応の遅さといえばどういうことでしょうね!?
数年前のサーチャージがなかった時代が何とも懐かしい!!
(xiong2) November 09 新車購入実は先月、私たち夫婦が乗っていた乗用車が交通事故で大破して、急きょ新しい車を買うことになりました。
私たちにまったく怪我が無かったのが不思議なくらい車のメインフレームは曲がってしまい、全損扱いの廃車になってしまったのです。私たちが結婚する前、付き合い始める直前にgongziが買った車で、それ以降ふたりが共に過ごした時間の中で生活の一部として大いに活躍してきた車でした。年数からいっても、来年には買い換えなければならないと考えていたところ、このような思いがけない結末となり、残念な思いがしてなりません。
必要に駆られて私が自動車免許を取得したのが6年前。gongziはもう長い間運転し続けていますが、元々ふたりともさほど車に興味があるわけではありません。1年かけてじっくり次のことを考えるつもりが、にわかに決めなければならないようになってしまいました。不景気にガソリン高もあって、販売台数が大幅に落ち込んでいる中で、ここぞとばかりに見積もりを出してくる自動車ディーラー。その無神経さに腹が立ち、思い切って違うメーカーを当たることにしました。普通は気に入った車種などから決めるのでしょうが、自宅から歩いて行けるディーラーを当たってみることに。ところが決めるまでにほとんど時間はかかりませんでした。燃費のいいコンパクトカーで、小回りが利き、それなりの高級感がある車。それで選んだのがこれです。
といってもこれはこのポスターデザインは日産の中国現地法人の「東風日産」が出しているもの。購入を決めてから調べてみると、上海でも売れてるんだなあ、走ってるんだなあと。中国で自家用として売れているほとんどの車はセダンタイプです。私の友人・知人が運転している車もそうでした。車は自分のステータスを示す持ち物の一つなのかもしれません。それがこんなハッチバックタイプのコンパクトカーが売れるのにはちょっと意外な感じがしました。スタイルからして、若者向きなのかもしれませんね。
ちなみに私たちは、このポスターの車と同じ色のものを選びました。「シャンパーニュゴールド」という新色だそうです。中国でも同じ色があって“璀璨金”というそうです。きらきら光る宝石のような金色という意味です。このほか、日本と中国で同じ色のものは、「ルミナスレッド」(中国名“玫瑰红”)、「ホワイトパール」(中国名“象牙白”)、「パシフィックブルー」(中国名“冰晶蓝”)、「ブリリアントシルバー」(中国名“梦想银”)、「サファイアブラック」(中国名“碧玉黑”)があります。中国ですから、やはり“玫瑰红”がいちばん売れるのでしょうか??
(xiong2) October 07 四川省方面ツアー再開へ!?私にとっては驚くべきことに、日本の旅行会社による四川省への団体旅行は、あの地震からいまだ中止されたままとなっています。最近日本でもブームとなっていた九寨溝や黄龍、パンダ繁殖基地へのツアーももう半年近くストップしたままなのです。もちろん現地では、いまだ震災の傷が生々しい地域もあることはあります。しかし広い四川省で最も被害が大きかった地域を除けば、観光に支障が出るものでもないと思われます。
団体旅行を催行できない理由は、各旅行会社が定めている安全基準によるものです。旅行会社は一様に外務省の渡航情報(危険情報)によって、催行の是非を決定しています。渡航情報には4つの段階があり、「十分注意してください」「渡航の是非を検討してください」「渡航の延期をお勧めします」「退避を勧告します。渡航は延期してください」となっています。現在の四川省は全域が「渡航の是非を検討してください」の段階にあります。この段階だと個人での渡航は可能ですが、いわゆる団体ツアー(募集型企画旅行)は実施できないということになっているのです。では、どうすれば、どうなったら実施を再開できるかというと、ただただ外務省の渡航情報の段階が下がるしかないのです。
日本の旅行業界や四川省の観光協会などから渡航情報の段階を引き下げてほしいという要望を受けて、外務省もようやく重い腰を上げたようです。四川省を管轄する重慶の総領事館に報告取りまとめの指令が下っているとか。近々四川省の一部の地域が段階を引き下げられる見込みとのことです。この種のことは一旦上げてしまうとなかなか下げにくいものですが、それが要望や陳情といった形によって引き下げるというところあたり、いかにも役所的な対応だとがっかりします。この夏、私が旅行した甘粛省も同じランクの渡航情報が出ていましたが、何の不便も危険もなく快適な旅行でした。欧米からの観光客はいるのに、いなくなったのは日本の観光客ばかりと現地の旅行会社も嘆いていました。
近々どんな動きがあるのか、注視したいと思います。
(xiong2) October 05 国慶節の中国人観光客10月1日は中国の祝日、国慶節。日本で言えば建国記念の日です。
例年10月の初めは大型連休で旅行シーズンでもあります。
中国で働く日本人はこの時期の休暇を利用して日本に帰る人も少なくありませんが、
今年は特に日本を訪れる中国人観光客の数がとても多いそうです。
テレビで見たのは東京銀座でおしゃれな服や化粧品を山のように買う中国人観光客。
昼食の郷土料理レストランでは、ツアー会社が用意した料理以外に高級なタラバ蟹や
神戸牛のステーキを追加注文する客も少なくありませんでした。
大阪で人気の観光地といえば、道頓堀近辺でしょうか。昨晩私があの近くを歩いた折にも
観光バスが何台も止まっていましたが、その多くは中国人ツアーのものだそうです。飲食街
の客寄せも慣れたもので、相手の服装や会話を見たり聞いたりして、呼び込みの言葉を
日本語から英語、中国語、ハングルへととっさに変えていくではないですか。私は逆に上海
の南京路歩行街を歩いているような錯覚に陥るのですが、日本のしかも身近な場所に
こんなバイタリティーがあふれるエネルギッシュな呼び込みがあろうとは思いもしませんでした。
日本人の中国への好感度はここ数年極度に落ち込んでいますが、逆に中国人のここ1,2年
ほどの日本への好感度は飛躍的に良くなっているそうです。それも観光客の増加には貢献
しているのでしょうか。
しかし、彼らが観光で日本を訪れるには依然として高い障壁があります。基本的には団体
旅行の一員として参加するか、家族で訪日して日本の旅行会社の添乗員が最初から最後
まで付き添うかのいずれかのみです。以前、福建省に住むある友人から聞いた話では、団体
旅行に参加する場合でもかなり厳しい基準があるようです。勤め先の推薦がある、持ち家や
自家用車がある、年間の収入がいくらかなどを書いた書類を旅行代金と共に旅行会社へ
提出して審査を受けるのです。
一般の人々の日本訪問はまだ依然として厳しいようです。
(xiong2) September 07 エコバッグ(環保袋)青島滞在中のこと。ホテルに私宛の宅配便が届きました。
差出人は上海市...大众点评网。
大众点评网は私が中国各地のレストランを検索する際にお世話になっている中国語WEBサイトで、実際にそのレストランに行った一般の方々によって採点された評価やどの料理が良かった、悪かったなどのナマのコメント、店の外観や内装、料理などの写真はとても参考になります。私自身も何度か採点したり、コメントを入れたり、写真を投稿して溜まったポイントがありまして、それを一度景品に換えてみようとして届いたのがこの宅配便だったのです。
肝心の中身は...大众点评网ロゴ入りのオリジナルの買い物用エコバッグでした。なかなか洒落ています。交換できる景品は中国の一般的な書店でも広く販売されている大众点评网の全国または主要都市の「餐馆指南」など時期によっていろいろありましたが、ロゴの入った記念になるものがいいということで、これを選びました。景品の申し込みをする際に、「8/30~9/2に青島のホテルに滞在するから、その間に届くように送って!」とお願いしたことにきっちり応えていただいて、うれしい限りでした。
これとは別に、もう一つのエコバッグが手に入ることとなりました。ホテル近くの大型スーパーに行ったときのこと。支払いの段になって、レジ袋が有料ということで買ったのが写真のエコバッグです。「MYKAL」と書いてありますが、何も日本の「MYCAL」のパクリではなくて、かつては正真正銘「MYCAL」が中国に進出した際に登録した屋号でした。その後、中国資本が中国国内店舗の経営を引き継ぎ、現在に至っているということです。しかしながら、日本の経営的ノウハウがエコバッグを生み出したのではなく、中国国内での環境意識が高まっているということのようです。実際、青島の町の中にはさまざまなエコバッグを持った人たちが行き来していました。
思い出されるのは、北京オリンピックのセーリング会場で異常発生したアオ藻の除去作業。青島の多くの市民もボランティアで作業に当たっていました。中国はあれだけ多くの国民が暮らす国ですから、そのすべての人たちの意識を高めるのは容易ではありません。最初は面倒と思われることが、やがては国民全員にとって有益なことになるという意識に変わっていけば、素晴らしいことです。
(xiong2) August 18 楼上北京オリンピックに沸く中国滞在中に何度となく見たテレビCMです。リポーター役の劉翔選手が男性にマイクを向けると「刘翔加油!」と言って盛り上がっています。それを見て劉翔選手がはにかむように笑っているのですが、次の瞬間男性の言葉に思わず聞き返してしまいます。
「楼上?」
私はどういう意味なのかまったく分からなかったのですが、中国ならではの方言で「刘翔」を「楼上」と同じように発音する地域があることをしゃれにしたということのようでした。
さて、その劉翔選手。今日の出場棄権で中国国内からものすごい勢いで批判にさらされています。彼がただの挑戦者であればここまで批判にさらされることはなかったかもしれません。しかし彼は短距離界でアジア初の金メダリスト、しかも2大会連続でのメダルがかかっているということで、彼を英雄視する中国人の期待は並大抵のものではありませんでした。また彼は中国の庶民が憧れる成功者であり、競技のフィールド外でもテレビCMの出演料などでとてつもない収入を得ていたといいます。
人々の期待の裏返し、羨み、妬み、そうしたものがこの北京オリンピックという独特な高揚した雰囲気の中で一気に噴出したのが今日ということになるのでしょうか。
(xiong2) |
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